フォローアップミルクの定義から必要性まで


フォローアップミルクとは

フォローアップミルクの定義


フォローアップミルクは、国際的な基準(FAO/WHO)によると「離乳期の乳児の食物の液状の部分として使用するための食品」(1975年)と定義されています。


日本では、食品であるはずのフォローアップミルクが調乳用粉乳の一種として認可されているので、ミルクと同じように販売されているでのです。
フォローアップミルクの役割


フォローアップミルクは、生まれてすぐ与える育児用のミルクではなく、赤ちゃんが離乳期の後半、そろそろ牛乳を飲ませようかなという時期に、牛乳の代わりに飲ませるように開発されたミルクのことです。


牛乳に不足な鉄分・ビタミン・そしてミネラルや良質のたん白質を多く含み、肥満を避けるために脂肪は少なく作られています。
なぜ満9ヶ月頃なの?


フォローアップミルクは、母乳や育児用ミルクに比べ、たん白質が多く含まれていますので、6ヶ月頃の赤ちゃんではお腹に負担をかけたり、離乳食を遅らせてしまいます。また銅や亜鉛などの微量栄養素もはいっていませんので、早くから赤ちゃんに与えることは好ましくありません。
ミルクと比べるとどう違うの?


フォローアップミルクは、、離乳後期に不足しがちな鉄分や、ビタミン等のミネラルの添加量に差があるものの、基本的に粉ミルクとカロリーを含めて大差はありません。
フォローアップミルクは必要?


結論からいうと、フォローアップミルクは必要ありません。フォローアップミルクや牛乳を飲まなくても、離乳食を十分にとれていれば栄養に問題ないようです。


8ヶ月を過ぎると、クロの家にもミルク会社からパンフレットが送られてきました。そこには「鉄分たっぷりで栄養バランスもいい」「牛乳では鉄不足が心配」と大きく書いてありました。


確かに、母乳や牛乳に含まれる鉄分は、フォローアップミルクに含まれる鉄分よりも少なめです。しかし、同じ量を飲んだときの鉄分の吸収率が、フォローアップミルクではとても低いのです。


パンフレットに記載されている数字だけで判断すると、ミルク会社の罠にはまってしまいます。離乳食が上手に進んでいないとき等に使用するくらいにしときましょう。