節約系子育てミッション母乳のメリット赤ちゃんに合わせて成分変化

赤ちゃんに合わせて成分変化

初乳から成乳へ

初乳にはたくさんの免疫物質が含まれていて、その免疫物質に関連してタンパク質が多くなっています。しかもそのタンパク質の中には免疫物質だけでなく、人間に必要な10種類の必須アミノ酸が全て含まれています。


生まれたばかりの赤ちゃんは、上手におっぱいを吸うことができないので、初乳の分泌量は少なく、そのぶん濃厚になっています。初乳の分泌は生後3~5日ごろまでとされていますが、その間にも成分が微妙に変化します。


例えば、消化管の病気や感染症から赤ちゃんを守ってくれる分泌型免疫グロブリンA。生後1日目には初乳から5000mgも分泌されますが、2日目には1000mgに減ります。


さらに2週間目ごろには、成乳といって普通の母乳になります。成乳には免疫物質やタンパク質の量が少なくなるかわりに、脳の発育のエネルギーとなる乳糖の量が多くなります。

授乳中にも成分変化

赤ちゃんのエネルギー源として最も重要なのが、脂肪です。母乳の場合、この脂肪の分泌量が1回の授乳中に微妙に変化します。まず、飲み始めの母乳は、脂肪の量が比較的少なく、淡白で食欲が進むようになっています。


そして飲み終わりの頃には、母乳中の脂肪の量が増えて濃厚な味になります。このため、赤ちゃんは自然に満腹感を覚え、飲みすぎて肥満になったりすることはないのです。


なので、おっぱいをあげるときは、赤ちゃんが満足するまで飲ませてあげましょう。栄養よし!お腹いっぱい!これが母乳です。ミルクの場合、哺乳瓶は飲みやすくなっているので、必要な栄養分は摂取できても満腹感を得られない場合があります。

赤ちゃんの状態に合わせて成分変化

母乳の、赤ちゃんに合わせた成分変化はさらに神秘的です。早産をしたママの母乳は、普通に出産をしたママの母乳と比べて明らかに成分内容が異なります。早産をしたママの母乳は、脂肪濃度が高く、タンパク質やナトリウムの量も多くなっています。


つまり、早産をした場合には、未熟に生まれた赤ちゃんの成長をサポートするために、母乳の成分が自然に調整されるのです。


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