育児休業を取って職場に復帰する予定の人を、経済的にサポートするのが「育児休業給付金」です。
育児休業中の家計を援助するための制度で、雇用保険から支給されます。育児休業基本給付金と、育児休業者職場復帰給付金の2種類があります。
育児休業とは?
育児休業とは、産休最終日の翌日から子供が1歳の誕生日の前日までに、ママでもパパでもとりたい日数を休むことができる制度です。
育児休業に入る前の2年間に雇用保険を払っており、1ヶ月に11日以上働いた月が12ヶ月以上あり、かつ一ヶ月の育児休業日が20日以上ある。
さらに、
各支給単位期間(1ヶ月)に、休業開始時賃金に比べて80%未満の賃金で雇用されているという条件を満たしていれば、育児休業給付金がもらえます。
産休のあとすぐに仕事に復帰する場合や、仕事をやめる場合は育児休業給付金はもらえません。
育児休業基本給付金は
給料の約30%
育児休業者職場復帰給付金は
給料の約20%
育児休業基本給付金は、育児休業中に給料の3割相当額を毎月もらえます。産休を取り始めた日から、1ヶ月単位の支給になります。
もらえる期間は最長10ヶ月で、月額12万7,260円以上はもらえません。
また、育児休業中に給料が出る場合は、給料と給付金の合計額が月給の8割を超えないように調整されます。
【計算式】 給料×0.3×育休日数=もらえる額
なお、給料とは休業前の給料で残業手当など、諸手当を含んだ額です。
育児休業者復帰給付金は、職場復帰6ヵ月後に給料の1割相当額をもらえます。
【計算式】 給料×0.1×育休日数=もらえる額
なお、給料とは休業前の給料で残業手当など、諸手当を含んだ額です。
育児休業給付金の手続きは勤め先がしてくれることが多いようです。
| 産休前 |
産休1ヶ月前 |
育休中 |
仕事復帰 |
勤務先に育児休業の予定を伝え、
「育児休業給付受給資格確認票・(初回)育児休業基本給付金支給申請書」
をもらいます。 |
書類に記入し、銀行の確認印をもらってから勤務先に提出。出産日を書く欄など会社が記入してくれる場合は出産前に提出するとラク。 |
2カ月に1度ずつ会社が申請手続きを行い、2カ月ごとに振り込まれます。 |
職場復帰して6カ月が過ぎたら、再び勤務先が必要書類をハローワークに提出してくれます。復帰後6カ月に、一時金としてまとめて支払われます。 |
|
「賃金月額証明書」「資格確認票」は育児休業開始の翌日から10日以内。
「支給申請書」はハローワークが期間を指定しています。